はじめに
「カナダに着いたのはいいけれど、何をしたらいいんだ?」
「やることが多すぎて、何から手を付けたら分からない…。」
そんな方が渡航後【これさえやればひとまずOK!】と思えるような記事になっています。
一般的にエージェントさんなどがまとめているような内容についてはササっと軽く触れて、
私の経験に基づくものについて詳しく書いていきたいと思います。
1日で全てを終わらせることは不可能なので、優先度の高い順から大きく2つに分けて説明しますね。
では、ゆっくり焦らずにやっていきましょう~!
カナダ渡航後「すぐに」やること
携帯電話のアクティベート
空港についたら空港のWifiを使って携帯電話を使えるようにしましょう。
渡航前に手配しておくとスムーズにできると思います。
私自身は、楽天モバイルと現地eSIMでデュアルSIMにしました。
コンパスカードの作成
コンパスカードとは、バンクーバーの交通機関を利用するために必要なカード。
TransLinkという交通機関の利用に必要なICカードで、バス/地下鉄/シーバスなどの公共交通機関を利用する際に使用できます。基本的には、コンパスカードさえあればバンクーバー内の移動は問題なし!
在留届の提出
在留届とは、カナダなどの海外に3ヵ月以上滞在する場合に現地の在外公館(大使館・総領事館)へ提出しなければいけないものなのでカナダに到着して住まいが決まり次第、速やかに日本大使館や総領事館へ在留届の提出をするといいですね。
在留届には、氏名/本籍/住所/留守時の連絡先/パスポート番号/家族について記載をします。
事故にあったり災害にあったりしたときに、日本からの連絡や保護を受けるのに役経つみたいです。
日本領事館にて直接書類を受け取って提出することも可能ですが、オンラインで届け出をすることも可能なのでオンラインでササっと終わらせるのがおススメかもしれません。
私は時間をそんなにかけず渡航したその日にオンラインで終わらせました。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
情報/重要書類の管理
下記2点は効率化の為やリスクヘッジの為にやることとして、個人的に超お勧めです。
①重要書類のスキャンをしてデータとして保存する。
紛失したときなどの何かあったときにデータとして残しておくと何かと便利です。
私はVISAを紛失して再発行をしたのですが手元に来るまでの間はVISA情報がありません。
そんな時に、データで持っておくとVISAを所持していない期間に要求されでも安心です。
また、緊急で病院などに行ったときにたとえ保険証が手元になかったとしても、
データがあればその場をしのげる可能性も上がるので、これはやっておいて損はないと思います。
また、渡航直後は学校や職場/エージェントなどから重要書類の提出を要求されることも多々あるので、
はじめにデータにしておくと、後からいちいち作業をする手間が省けます。
PDFなどにするのが面倒な人は、写真だけでもとっておくといいと思います!
重要書類例:
・VISA
・パスポート
・保険証
・SIN NUMBER
・ワクチン証明書
…など
②新・個人情報をを一か所にまとめる。
これをしておくと、様々な場面で効率化を図れると思います。
渡航後はどうしても、手続きや新規登録が多いです。
そして新しい住所や電話番号などを1日で覚えられるほど頭もよくありません。
1つに情報がまとまっているものを作ってしまえば、あとは必要時にそこを開くだけなので便利ですね。
引っ越しなどで新たな情報が追加されたときもそこに追加していけばいいので楽ちんです!
まとめる情報例:
・住所/郵便番号
・電話番号
・ホストファミリーの情報
(電話番号,メールアドレス)
・緊急時電話番号(911)
・エージェントの住所,電話番号
・医療保険番号
・自分のアレルギーなどの英語表記
…など
カナダ渡航後「なるべく早く」やること
銀行口座開設
カナダで働くのであれば、銀行口座の開設はした方がいいでしょう。
短期留学の場合などは、日本のクレジットカードやWISEのデビットカードでもいいかもしれません。
以下、銀行口座開設のメリットをいくつか挙げておきます。
- 給与の受け取りや支払いが簡単
- カナダドルでの決済
- オンラインバンキングでの取引が便利
カナダの銀行では、オンラインバンクがよく使われます。 - E-transferが使える
日本でいうPayPayのようなものです。友人との割り勘の際などに非常に便利で使用頻度はかなり高いです。
私はBMOで開設をしました。
キャッシュカード兼デビットカードだったので、主にそのカードを日常的に使用していました。
SINナンバー申請
こちらも、カナダで働くのであれば必ず取得が必要なものです。
SINナンバーとは、Social Insurance Numberの略で、カナダで働くために必要な社会保障番号。
SINナンバーは、Service Canadaという機関で申請することができます。
申請方法は、オンライン/郵送/直接申請の3通りです
直接申請だとその場で受け取れるので、早く受け取りたい人にはお勧めです。
ただし、時期によっては人がかなり混みあっているので注意が必要かもしれません。
その時には、ダウンタウンから少し離れたサービスカナダに行くと吉です!
私は、ノースバンクーバーのサービスカナダへ行って1時間半で取得しました。
(ダウンタウンで朝から一日並ぶ人が多かった時期。)
BCID申請
BCIDは、カナダで運転免許証を保持していない人のためのBC州公認の身分証明書です。
日本人は幼く見えやすく年齢確認をされることが多かったので、個人的には作って便利でした。
パスポートを持ち歩きたくない人にもおすすめ!(カードのサイズだから財布で持ち歩ける)
以前、まとめたものがあったのでそちらを載せておきます。(2022年4月30日時点)
【BCIDに記載される内容】
・名前
・生年月日
・BC州の住所と郵便番号
・身長、体重、目の色、髪の色
【持ち物】
・申請料$35原本
・パスポート
・VISAの原本(※期限の残りが6か月以上)
【流れ】
①受付に並ぶ
②予約してあることを伝える
③番号札もらって呼ばれたら行く
④必要書類の提出
(パスポート/visa原本)
⑤質問に答える
※住所/郵便番号/身長/体重/目と髪の色/母親の旧姓
⑥支払い
(※現金/クレジットカード/デビットカード)
⑦2枚の申請証明書受け取る
⑧☝の紙にサインする
⑨撮影場所に行き写真撮影
⑩おわり
【留意点】
・5年後更新
・住所変更の際は変更申請をする(オンライン可能)
・ほかの州日本に帰国する場合は連絡する
実際に私は、10分で申請が完了し、10日後にBCIDを受け取れました!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
渡航後は慣れない生活に加えて手続きなどのやらなきゃいけないことが山積みかと思いますが、
少しでもその助けになれてたら嬉しいです。
みなさまのカナダでの新生活が実りある有意義な時間になりますように。
ではまた!
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